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【開催迫る!モンドセレクション2023】(前編) もしも「日本特別審査会[TSJ]」がなかったら…

Livedoor NEWSにて取り上げられました!
URL: https://news.livedoor.com/article/detail/23277365/

師走と呼ばれる12月は多忙な方が多いかと思いますが、弊社は11月から“師走的な忙しさ”に見舞われていました。すべては1月中旬、東京のベルギー大使館で開かれるモンドセレクションの「日本特別審査会(Taste Session in JAPAN、以下TSJ)」に向けた申請と準備のため。今日は、TSJがなかった場合、日本の企業様が向き合うことになるかもしれない事例をご紹介しながら、「TSJの意義」について、ご紹介します。

モンドセレクションの審査を受ける商品は、基本的にベルギーまで「空輸」する必要がありますが、商品によっては、その行程がリスクになったり、経費負担が大きくなることがあります。

輸出イメージ

例えば、商品の梱包状況が完璧でない場合、何らかの衝撃等でクッキーやビスケットなどが割れたり、ケーキの形が崩れたり、「本来の形」で届かない可能性があります。アイスクリームなどの冷凍食品は、円安の影響もあり、冷凍設備の使用料が跳ね上がります。

空港の通関で、不審に思われる状況があれば梱包を開けられたり、一時的に留め置かれるなどして、配達に遅れが生じることもあったと聞きます(弊社は輸出実績も豊富で信頼を得ており、近年は経験ないことですので、ご安心ください)。

また、海外の空港などに関わる人たちの突然のストライキで、配送に遅延が生じる場合もありました。

そして何より、賞味期限が3〜4日と短い和菓子や惣菜、加工品などは、空輸の過程で賞味期限を過ぎてしまいますし、賞味期限24時間以内の商品などは出品を検討することすらできません。「高品質」を目指して添加物などを使わない商品が審査される機会を逃すということは、本当に残念なことです。
事実としてここ2年間は審査員が日本に来日することが叶わず、出品を断念せざるを得ないお客様も多く見てきました。


数々のリスクを減らし、審査を望まれる企業の皆さんができるだけ負担なく出品していただけるように・・
そんな思いで、モンドセレクション事務局が3年ぶりの実施に向けて準備を進めてきたTSJが、約1ヶ月後から東京のベルギー大使館にて開催されます。

Livedoor NEWSにて取り上げられました!
URL: https://news.livedoor.com/article/detail/23277365/

次回のブログでは、準備が進む “TSJの裏側” などをご紹介します。

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